東京電力福島第一原発建屋周辺の地下水を浄化して海に流す「サブドレン計画」で、東電は現在一系列の浄化装置を2系列にする。2月にも原子力規制庁と調整を始める見通し。 25日にいわき市で開かれた政府、東電による廃炉・汚染水対策現地調整会議で明らかにした。2系列化により、くみ上げる地下水を増やせるようになる。定期点検や部品の交換などを着実に実施し、安定して稼働する態勢が整うとしている。 現在は設備故障に備えてポンプや吸着塔などを予備として準備し、運用している。
(2016/01/26 11:32カテゴリー:福島第一原発事故)