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家庭の食、下限値未満 コープふくしま放射性物質検査

 コープふくしまは7日、県内の家庭の食事に含まれる放射性物質を測定した平成28年度の調査結果を公表した。対象の100世帯全てで2日分の食事に含まれる放射性セシウムは検出下限値(1キロ当たり1ベクレル)未満だった。全世帯で検出下限値未満となったのは3年連続。
 コープふくしまはこれまでに調べた延べ800世帯の結果を踏まえ、「県内の家庭で下限値以上の放射性セシウムを含む食事を継続して取り続けている可能性は極めて低い」としている。
 調査は昨年7月から今年1月にかけてコープふくしま、コープあいづ、福島県南生協の組合員やその知人の協力で実施した。各家庭で家族人数より1人分多く食事を作り、1人が2日間で摂取する6食分を一度に攪拌(かくはん)してゲルマニウム半導体検出器で測定した。
 100世帯の内訳は県北49、県中30、県南4、会津10、相双2、いわき5。100世帯のうち99世帯で県産食材(水道水含む)を使っていた。
 調査を開始した23年度以降の結果は【表】の通り。検出下限値を超えた世帯数は減少傾向にあり、26年度からはゼロが続いている。検出された放射性セシウムの値は23年度が最大で1キロ当たり11・7ベクレル、24、25年度がともに3・7ベクレル。
 コープふくしまの宍戸義広管理担当常務理事らは7日、県庁で記者会見した。全世帯で検出下限値未満となったことについて、「生産者の努力に加え、行政の食品検査体制が整っていることを象徴している」と述べた。

カテゴリー:福島第一原発事故

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