東北の被災地に桜を植樹し、東日本大震災の風化防止につなげる「桜3・11学校プロジェクト」は10日、相馬市の松川浦環境公園で行われ、地元の幼稚園児らが大島桜を植樹した。 実行委員会の主催。毎年、被災地で行っている。清水敏男実行委員長(学習院女子大教授)が「犠牲者を忘れず、大切に桜を守っていきたい」とあいさつした。地元の原釜幼稚園の全園児70人がシャベルで根元に土をかぶせ、無事成長するよう願った。 園児らは桜の前で白やピンクの風船を大空に放った。
(2017/03/11 11:31カテゴリー:福島第一原発事故)