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葛尾に食料・雑貨店再開 マルイチ商店 村内で震災後初

商品を並べ、来客を心待ちにする美喜子さん

 葛尾村落合の食料・雑貨店「マルイチ商店」が17日、6年ぶりに村内で営業を再開した。村内の商店再開は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故以降初めて。「親しみのある村で働けるうちは働きたい」。店番を担当する松本美喜子さん(64)は来客を心待ちにしている。

 マルイチ商店は村中心部に3軒あった小売店の一つで、夫の久芳さん(66)で3代目。美喜子さんによると、創業して100年くらいたつ老舗という。
 原発事故に伴う全村避難で、松本さん夫妻は三春町の仮設住宅に入居した。敷地内に仮店舗を設け、平成23年11月に営業を再開した。
 昨年6月に避難指示が解除され、店舗の解体作業や新築工事を終え、今年3月に新店舗が完成した。新店舗は約70平方メートルで、原発事故前の3分の1ほどの大きさ。仮店舗から移した日用品や調味料のほか、パンや野菜などを販売している。
 再オープン初日は早速、村民が日用品や野菜などを買いに訪れた。美喜子さんは「地元にお店があると便利だと言ってもらえた。要望を聞いて仕入れを増やしたい」とほほ笑んでいた。
 営業時間は午前9時から午後6時まで。不定休。問い合わせはマルイチ商店 電話080(6015)2010へ。

カテゴリー:福島第一原発事故

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