秋彼岸の中日に当たる秋分の日の23日、県内各地で墓参りをする人たちの姿が見られた。 今春に一部を除いて避難区域が解除された富岡町の慈眼寺では、町民らが花や線香を墓前に供え、静かに手を合わせて先祖の霊を慰めていた。 郡山市で避難生活を送る西山公久さん(80)、ミイ子さん(66)夫妻は「古里を離れて暮らしていても、ご先祖様を忘れない気持ちが大事」と話し、墓石を丁寧に掃除していた。
(2017/09/24 11:43カテゴリー:福島第一原発事故)