首都圏の人たちが県内の復興の現状に理解を深める「復興の現場を知る 浜通り研修ツアー」は6、7の両日、楢葉町などで行われている。
県の主催、県の委託を受けた一般社団法人ふくしまチャレンジはじめっペ(郡山市)が企画した。会社員や大学生ら14人が参加している。
初日は楢葉町の古民家「木戸の交民家」を訪れた。交民家を運営する市民団体りきっどの緑川英樹さんから、古民家を交流拠点に活用する取り組みについて説明を受け、津波被災地で栽培したもち米でつくった餅などを味わった。東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた浪江町請戸地区なども視察し、南相馬市の「農家民宿いちばん星」に宿泊した。
7日は浪江町の仮設住宅、災害公営住宅を訪問し、いわき市のいわき・ら・ら・ミュウで地元の大学生と意見交換会を開く予定。
(カテゴリー:福島第一原発事故)