県は7日、原子力災害を想定した防災通信連絡訓練を行い、緊急時の国や市町村、警察、消防などとの連絡体制を確認した。 富岡町で震度5弱の地震が発生し、東京電力福島第二原発3号機の使用済み燃料プールの水位が低下したと東電から通報があった-との想定で実施した。担当の県職員らが県内59市町村や国など150の関係機関、団体にトラブルの概要を電話やファクスで通達した。 県は原子力災害時の初動対応を確認するために2013(平成25)年から年4回、訓練を実施している。
(2018/02/08 11:33カテゴリー:福島第一原発事故)