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飯舘・長泥の復興再生拠点 面積 区の1割、100ヘクタール

 飯舘村は東京電力福島第一原発事故で帰還困難区域となっている長泥行政区の特定復興再生拠点の範囲を、区全体の面積の約1割に当たる約100ヘクタールとする方針を固めた。25日に村交流センター「ふれ愛館」で開かれた行政区臨時総会で、国に申請する整備計画案を示し、住民の了承を得た。
 住民の帰還、宅地・農地の利用意向を基に決めた。399号国道と県道原町二本松線の交差点周辺に設ける住宅や木造平屋の宿泊・交流施設、自然を生かした遊び場などをはじめ、周辺道路や除染土壌の再生利用事業で使う農地なども含めた。
 総会終了後、鴫原良友区長は「広く土地を再生する計画で、希望を持って受け入れられる」と話した。菅野典雄村長は「復興を進めようとする住民の決意に感謝したい」とした上で、「拠点の範囲に含まれない住宅についても、住民の帰還意思に応じて国が除染や家屋解体をしてほしい」と話した。
 村は村議会の了承を得た上で、3月中に整備計画を県に提出する。
   ◇  ◇ 
 村は49世帯ほどが将来的に長泥で暮らすとした試算結果を臨時総会で示した。帰還意向調査の回答から算定した。東日本大震災前の2010(平成22)年は72世帯、262人が暮らしていた。

カテゴリー:福島第一原発事故

総会終了後、取材に応じる菅野村長(右)と鴫原区長

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