葛尾村の第1回大学連携会議は6日、村民会館で開かれた。村と連携協定を結んでいる日大工学部、東北大大学院農学研究科、郡山女子大の各大学が2017(平成29)年度の活動成果を報告した。
国や村、各大学などから約40人が参加した。日大工学部はドローンを活用したイノシシの生息域調査や復興交流館の設計協力などの取り組みを紹介した。このうち、イノシシの生息域調査では上空からイノシシの撮影に成功した。2018年度は村内全域に調査範囲を拡大し、イノシシ被害対策に役立てる。
東北大大学院農学研究科は水稲の有機栽培など、郡山女子大はしみ餅のブランド化とじゅうねんを活用した商品開発の途中経過を報告した。
(カテゴリー:福島第一原発事故)