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遠隔診療で透析治療 南相馬市立病院が全国初

遠隔診療をしながら人工透析ができる処置室

 相馬地域で不足している透析医療を解決する一つの手段として南相馬市立病院が全国に先駆けて実施する遠隔診療システムによる人工透析治療が26日、同病院で始まった。初日は2人が利用した。今後、徐々に受け入れを拡大する。
 相馬地域では現在、50人程度が地域内で人工透析治療ができず、県外や中通りでの透析を余儀なくされている。南相馬市立病院は、福島医大腎臓・高血圧内科学講座と連携し、遠隔診療の手法で新たな透析治療を可能にした。福島医大の専門医が透析中の患者のデータや様子を福島医大で確認しながら、市立病院の医師らに指示して透析する。
 この日透析を受けた南相馬市の男性(46)は「これまで宮城県岩沼市の病院に週3回通っていた。車の往復だけで2時間以上かかり、透析後の運転は負担が大きかった。自宅近くで透析できる環境はありがたい」と話した。
 市立病院は、月、水、金曜日の午前中で6、7人程度受け入れ、需要が増えればさらに透析の時間帯を広げる。

カテゴリー:福島第一原発事故

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