中間貯蔵施設(大熊町・双葉町)への除染廃棄物の輸送で、2017(平成29)年度に棚倉町と新地町で輸送が完了し、これまでに対象52市町村のうち21市町村で除染廃棄物の搬出を終えた。
環境省がまとめた中間貯蔵施設への輸送状況は【地図】の通り。2017年度は33市町村の仮置き場から除染土など計52万9549立方メートルを中間貯蔵施設に搬入し、目標の50万立方メートルを上回った。輸送を始めた2015年度からの搬入量の累計は75万8665立方メートルになった。
2018年度の輸送は残る31市町村から前年度の3倍超となる180万立方メートルを計画している。
(カテゴリー:福島第一原発事故)