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8年ぶり山木屋で開催 伝統の「さなぶりまつり」

大正琴の音色を楽しむ地元住民

 歌や踊りで田植えの苦労をねぎらう川俣町山木屋の伝統行事「さなぶりまつり」が23日、山木屋公民館で催された。山木屋での開催は8年ぶり。住民約100人が集い、多彩なステージを楽しんだ。

 山木屋地区自治会の主催、山木屋公民館の共催。東京電力福島第一原発事故に伴う住民の避難後は2016(平成28)年まで、町内の仮設住宅に近い福沢多目的集会所で催した。避難指示が解除された昨年は他のイベントと重なり開催を見合わせた。居住者が原発事故前の約35%となっている状況を踏まえ、内容を簡素化し、毎年秋の敬老会との同時開催とした。
 演目数は原発事故前の5分の1程度に減ったが、山木屋太鼓や住民による大正琴、太極拳、カラオケなどの元気な発表が会場を盛り上げた。福島署山木屋駐在所の梅津浩治所長は「お気をつけて」と題して講話した。「故郷」「茶摘み」などを全員で歌った。
 敬老会は満75歳以上の218人のうち約70人が参加。傘寿を迎えた14人に佐藤金正町長が記念品を贈った。広野太山木屋地区自治会長が「地域の良き先輩として復興に力を貸してください」とあいさつした。

カテゴリー:福島第一原発事故

佐藤町長から記念品を受け取る傘寿の住民(左)

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