東京五輪の聖火リレーは十六日、徳島県での二日目が実施された。聖火は、ぽつぽつと雨が落ちる中、県南部の海陽町を出発し、観光名所の眉山などがある徳島市へ。港から市街地を巡り、最終走者グループは夜、子どもたちが披露する徳島の夏の風物詩「阿波おどり」に迎えられた。
聖火は十七日から香川県へ。高知、愛媛の順に二十二日まで各県を二日間ずつ巡り、九州へ渡る。
■沖縄本島では公道リレーせず
沖縄県の玉城デニー知事は十六日、記者会見し、五月一、二日の県内での東京五輪聖火リレーを、沖縄本島の公道では実施しないと発表した。名護市と糸満市の式典会場二カ所で、無観客で行う。石垣市など三つの離島では、予定通り実施する。