福島、宮城両県を結ぶ阿武隈急行線は27日、3月の本県沖地震の影響で運休していた福島-保原駅(伊達市)間の運転を再開する。約3カ月ぶりの全線運転再開を前に26日、車両内に記念の中づり広告が取り付けられた。
記念の中づり広告は「想いがつなぐ」とのメッセージとともに、線路の復旧工事と安全確保などの作業に取り組むスタッフの姿を紹介している。中づり広告とポスターは、約80社の協賛を得て福島民報社が制作した。再開通に合わせた特集は27日付の福島民報7、8面に掲載している。
再開する福島-保原駅間は7月3日まで、日中(午前9時30分~午後2時30分)を除く上下各18本の臨時ダイヤで運行し、4日から上下各27本の通常ダイヤに戻る。