名君と称された岡山藩池田家初代池田光政の次女輝姫の婚礼調度。輝姫が亡くなった後、形見として池田家に戻されたと考えられる。
輝姫は3代将軍徳川家光の養女となり公家の一条教輔に嫁いだため葵紋が散らされる。将軍家お抱え蒔絵(まきえ)師幸阿弥長重が制作に当たった。尾張徳川家2代光友に嫁いだ家光の長女・千代姫の婚礼調度となった国宝「初音の調度」と作者を同じくしており、必見の名品と言える。(前期に展示)
名君と称された岡山藩池田家初代池田光政の次女輝姫の婚礼調度。輝姫が亡くなった後、形見として池田家に戻されたと考えられる。
輝姫は3代将軍徳川家光の養女となり公家の一条教輔に嫁いだため葵紋が散らされる。将軍家お抱え蒔絵(まきえ)師幸阿弥長重が制作に当たった。尾張徳川家2代光友に嫁いだ家光の長女・千代姫の婚礼調度となった国宝「初音の調度」と作者を同じくしており、必見の名品と言える。(前期に展示)