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センバツきょう18日開幕

2025.03.18 09:05
堂々と入場行進する聖光学院ナイン

 第97回選抜高校野球大会(センバツ)は18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。17日は開会式のリハーサルを行い、出場する32チームの選手が引き締まった表情で行進した。

 3年ぶり7度目の出場となる聖光学院は6番目に入場した。かけ声に合わせて堂々と行進した。
 竹内啓汰主将は「憧れの甲子園の土を踏み、身が引き締まる思いがした。大会に向けて全力で練習してきたので、この舞台で自分たちの野球を体現したい」と意気込みを語った。
 大会は13日間(準々決勝、準決勝翌日の休養日含む)の日程で開催される。決勝は30日の予定。聖光学院は大会第5日の22日、第2試合(午前11時30分開始予定)で常葉(とこは)大菊川(静岡)と戦う。

■聖光・斎藤監督「ロースコアで活路を」 常葉大菊川・石岡監督「後半に得点奪いたい」 22日対戦
 聖光学院の斎藤智也監督と常葉大菊川の石岡諒哉監督は22日の初戦を前に対談し、互いに健闘を誓った。両監督に相手校の印象や警戒する選手などを聞いた。
 ―対戦相手の印象は。
 斎藤監督 投手力、攻撃力、機動力が備わっており、総合力が高い。
 石岡監督 隙がないチーム。しっかりとした野球をしている。
 ―相手チームで警戒している選手は。
 斎藤監督 大村昂輝投手は緩急の使い方やボールの散らし方がうまい。どれくらい対応できるかがポイントだ。秋季大会で登板のなかった佐藤大介投手がエースナンバーで登録されていることにも注意したい。
 石岡監督 大嶋哲平投手は変化球でストライクを取れる。竹内啓汰外野手は長打力がある。打線は粘り強く、簡単にはアウトにならない。各打者への対策が必要だ。
 ―自チームの強みは。
 斎藤監督 力がそれほどあるわけではないが、粘り強さなどの付加価値で補うことができる。
 石岡監督 突出した存在はいないが、どの選手も基本的な能力が備わっており、経験値もある。
 ―理想の試合展開は。
 斎藤監督 投手陣が踏ん張り、ロースコアに持ち込んで活路を見いだしたい。
 石岡監督 序盤の3回は守備で粘り、勝負できる点差に押さえる。後半に得点を奪いたい。