第９７回選抜高校野球大会（センバツ）は１８日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。初日は開会式が行われ、福島県勢は３年ぶり７度目の出場となる聖光学院ナインが力強く入場行進した。大会第５日の２２日第２試合（午前１１時３０分開始予定）で常葉（とこは）大菊川（静岡）と戦う。
開会式で昨年優勝の健大高崎（群馬）を先頭に、出場３２校の選手らが北から南の順で入場した。６番目に入場した聖光学院は、沼田倖汰のかけ声に合わせて堂々と行進。選手宣誓は市立和歌山の川辺謙信主将が務めた。
開会式後、聖光学院の竹内啓汰主将は「甲子園でプレーをするという実感が湧き、緊張感と期待でいっぱい。目標は優勝。まずは初戦に向けて万全の状態に仕上げていきたい」と意気込みを語った。
大会は１３日間（準々決勝、準決勝翌日の休養日を含む）日程で開かれ、決勝は３０日の予定。