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「七日市」復活目指す 福島県会津若松市の七日町通りまちなみ協議会 おもてなし一層充実、さらなるにぎわい創出へ

2025.06.13 17:00
一層の誘客を目指し、事業計画を決めた総会

 福島県会津若松市の七日町通りまちなみ協議会は今年度、毎月「7」の付く日に実施していた「七日市」の復活を目指す。お得なサービスなどを通して来訪者へのおもてなしを一層充実し、さらなるにぎわい創出につなげたい考えだ。5日、市内の渋川問屋で開いた総会で事業計画を決めた。

 七日町という地名は、7の付く日に市が立ったことに由来する。七日市は各店が軒先でサービスなどを繰り広げ、10数年前まで続いていたという。協議会として加盟店に呼びかけ、再開を目指す。お得なサービスの展開、お茶の提供などを想定している。

 事業計画ではこの他、交流サイト(SNS)を駆使した情報発信に力を入れる。歴史薫る「茶の湯の街」として地域を盛り上げる取り組みも継続する。視察研修は11月上旬を予定している。

 協議会は昨年に設立30周年を迎えた。七日町通りは年間45万人が訪れる会津屈指の観光地となった。渋川恵男会長が「通り全体で大正ロマンのイメージを一層アピールし、目標とする来訪者100万人につなげよう」とあいさつした。

(会津版)