第107回全国高校野球選手権福島大会の選手宣誓は33チームが立候補した。大役を引き当てた会津北嶺の五十嵐悠斗主将(3年)は「選ばれると思っていなかった。本当にうれしい」と満面の笑みを浮かべた。
会場到着後に指導者から、選手宣誓に立候補していることを告げられた。驚いたが気持ちを切り替えて抽選の封筒を選ぶと「選手宣誓は君だ!」の文字が書かれていた。
自身の言葉で戦いの幕が開ける重みを感じながら「みんなの記憶に残る宣誓をする」と気合を入れる。仲間や家族、指導者らへの感謝を示す内容にするつもりだ。
流れに乗ったら勢いが止まらないとチームの特徴も挙げ、「良かったと思えるような最高の夏にしたい」と飛躍を誓った。