福島県高野連は28日、沖縄県で開催された野球のU―18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)に東北唯一の日本代表として出場し、準優勝に貢献した学法石川3年の大栄利哉を表彰した。
―表彰を受けた今の気持ちは。
「日本代表として活躍させてもらい、改めて日本を背負ったという自覚が芽生えた」
―全国トップクラスの選手と世界で戦い、収穫はあったか。
「個人でうまく結果を出せなかった。スピード、力など世界のレベルの高さを感じた。仲間からもアップに入る姿勢や私生活での姿をはじめ意識の持ち方に刺激を受けた」
―福島から世界に行けるという希望を与えた。後進にどんな姿を見せていきたいか。
「野球をまだ知らない子どもたちに楽しさを教えていきたい」
―プロ志望届を提出した理由は。
「高いレベルに挑戦したいと考えた。1年目から活躍できるようしっかり準備していく」