福島県のゼロカーボン宣言に係る講師等派遣事業は2日、いわき市小名浜の本町保育所で開かれた。子どもたちが紙芝居や工作を通して地球環境を身近に感じた。
気候変動対策の取り組みの理解醸成と実践拡大を図る目的で県内の保育施設などに講師を派遣している。
今年度県内初の実施となった同施設では、年長児約40人が参加した。森林の役割や大切さを伝えるボランティア「もりの案内人」いわき支部の3人が同施設を訪れ、森に関する紙芝居の読み聞かせを行った後、県産のサクラやケヤキ、ツバキなどを使用した木工クラフト「くまのストラップ」作りに取り組んだ。
今後、県内約20園で実施予定。市内では保育施設4カ所で行う。
(いわき版)