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福島県葛尾村の「四季フォトコン」 最高賞に菊地喜悦さん(二本松市) 入賞作は来年のカレンダーに

2025.09.06 15:17
グランプリに輝いた菊地さんの「早苗田に映る竜子山」
フォトコンテストの審査をする関係者

 福島県の葛尾むらづくり公社(葛尾村)の「行ってみっぺ!葛尾村!四季フォトコンテスト」の審査会は2日、村民会館で開かれ、最高賞のグランプリに菊地喜悦さん(二本松市)の「早苗田に映る竜子山」が選ばれた。

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故発生後の村の四季折々の風景を撮影して観光資源を掘りおこし、地域の魅力を広く発信しようと初めて企画した。昨年8月1日から今年7月15日まで作品を募った。県内外から計81作品が寄せられた。

 「早苗田に映る竜子山」は田園風景を捉えた一枚。田んぼの水面に青空と雲、竜子山が写る瞬間を収めた。

 篠木弘村長、吉田義則村議会議長、地元報道機関の代表らが審査した。グランプリのほか、四季ごとにそれぞれ3作品を入賞作品として選んだ。

 入賞作品は葛尾むらづくり公社が作る来年の卓上カレンダーに活用される。10月4日に村復興交流館あぜりあで表彰式を行う。同日から11月3日まで、施設内に作品を展示する。

 グランプリ以外の入賞作品は次の通り。

 ▽春賞=「花と凍み餅」(ペンネーム・り、田村市)「花香る新名所」(佐々木寿子、福島市)「新緑に包まれたチルタイム」(坂本光史、葛尾村)

 ▽夏賞=「緑滴る」(寺内大輔、茨城県)「Natural wonders」(原伸一朗、葛尾村)「人間なんてちっぽけだ」(小山千寛、大阪府)

 ▽秋賞=「燃ゆる秋」(斎藤ヒメ子、葛尾村)「復興を願う光」(吉田将則、葛尾村)「大尽屋敷で出会う」(菅野ひろ子、二本松市)

 ▽冬賞=「復活」(米谷李霞、葛尾村)「いきる糧」(ペンネーム・空、葛尾村)「冬の竜子山」(ペンネーム・つつじ、葛尾村)