福島県棚倉町の修明高情報ビジネス科エリアマネジメントコースの3年生は、棚倉城築城400年を盛り上げるため商品開発やパッケージデザインの制作に取り組んでいる。早ければ10月25日に開かれるイベントで販売する。
生徒は町内の甘盛堂の協力を得て、日持ちするお菓子の開発を進めている。複数の試作品を作っており、今月下旬に完成する予定。生徒が試食し最終的な商品を決める。開発した商品のラベルやパッケージデザインにも取り組んでいる。
生徒代表の深谷雄太さんが「地域活性化の一翼を担えれば」と話した。
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修明高の事業は県などでつくるFukurum(フクラム)カード推進協議会の「ふくしまの未来を創るフクラム基金」に採択された。4日、協議会の大沼直哉委員(日専連ライフサービス地域連携事業部長)が同校で生徒代表の菊池輝龍さんに採択通知を手渡した。
(県南版)