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福島市長に木幡氏再選 大差で新人退ける 得票率で過去最高90・72%

2021.11.22 09:01

 任期満了に伴う福島市長選は21日、投開票され、現職木幡浩氏(61)=無所属=が7万2018票を獲得し、郡山市の会社経営の新人高橋翔氏(33)=無所属=に6万4654票の差をつけ、再選を果たした。木幡氏は新型コロナウイルス感染症対策を最優先課題に掲げ、経済の再生、人口減少問題の解消などを訴えた。一期4年で築いた組織や人脈をフル稼働させて選挙戦を展開し、支持を得た。有効投票数のうち得票数の割合を示す得票率で過去最高の90・72%を獲得した。投票率は34・79%だった。当選証書付与式は22日午前10時から市役所で行われる。木幡氏の任期は12月8日から4年。


当72,018木幡浩 61 無現
  7,364高橋翔 33 無新
 無効1,458、持ち帰り0


■福島市らしい独自施策進める

 木幡浩氏の話 当初は想定していなかった選挙戦だったが、市民に市勢伸展への思いを届ける良い機会となった。市民からの期待と責任の重さに身が引き締まる思い。福島市らしい独自の取り組みを進めていきたい。

■投票率34・79%過去最低を更新

 福島市長選の投票率は34・79%(男34・47%、女35・08%)だった。これまで過去最低だった2009(平成21)年の38・18%を3・39ポイント下回った。2017年の前回の47・92%を13・13ポイント下回った。

 当日有権者数は23万2391人(男11万2014人、女12万377人)だった。