X メニュー
福島のニュース
国内外のニュース
スポーツ
特集連載
あぶくま抄・論説
気象・防災
エンタメ

<速報>立谷氏無投票6選 相馬市長選 コロナ対策に全力

2021.12.12 18:36
無投票で6選を決め、ガッツポーズで支持者らと喜ぶ立谷氏(右)と妻礼子さん

 任期満了に伴う相馬市長選は12日告示され、現職立谷秀清氏(70)=無所属=が無投票で6選を果たした。6期目の任期は来年1月19日から4年。

 同市長選の無投票は2005(平成17)年以来16年ぶり。立谷氏は12日、市内北飯渕の選挙事務所で第一声を行った。市内全域を遊説した後、事務所に戻り、妻礼子さん(69)や荒忠夫連合後援会長らの支持者と万歳三唱して当選を祝った。

 立谷氏は、後援会をはじめ連合福島や市内の各団体からの要請を受け、12月定例市議会で立候補を表明した。新型コロナウイルスワクチンの3回目接種、ポストコロナに向けた経済や市民生活の活性化に最優先に取り組むと強調。震災復興や少子高齢化対策など、市民が安心して暮らせる地域社会づくりも進めると訴えた。

 同市長選への立候補の意思を固めていた郡山市の宇宙関連企業経営の新人高橋翔氏(33)=無所属=は届け出なかった。

■20日に市役所で当選証書付与式

 当選証書付与式は20日午前11時から市役所で行う。


 たちや・ひできよ 相馬市出身。仙台一高、福島医大医学部卒。県議1期。2001(平成13)年の相馬市長選で初当選した。2018年6月に全国市長会長に就き、現在2期目。県市長会長も務めている。内科医で相馬中央病院などを運営する医療法人社団茶畑会理事長。市内中村の自宅に妻礼子さん、次男と3人暮らし。