東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で被災した12市町村の復興を後押しする組織「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト(事務局・東京都)」はオンラインを通じて、県内事業者の販路拡大を支援する。15日から、県内の食品や工芸品を集めたオンライン販売会を開催し、県内9事業者が新商品をお披露目する。新型コロナウイルス感染拡大が続く中、新たな生活様式に合わせた販路の開拓につなげる。
プロジェクトは経済産業省の委託事業としてジェイアール東日本企画が受託、運営している。各地で販売会を開催し、被災事業者らの販路拡大を支援してきたが、オンラインによる販売会を開催するのは初めて。「ふくしま販福祭」と銘打ち、3月31日まで催す。
全国各地の事業者が開発した新商品を取り扱う応援購入サービス「マクアケ」と連携し、15日からマクアケのサイト内に専用の催事ページを開設する。各分野で活躍しているデザイナーらが新商品の磨き上げをサポートした。事業者は15日から順次、催事ページで商品を披露する。
出展する県内事業者は次の通り。
會空、旭屋、菅野漬物食品、斎栄織物、鈴木酒造店、日本エゴマの会・ふくしま、福相食品工業、本田屋本店、やまさん