福島県内の高校生20人が東日本大震災と東京電力福島第一原発事故について語った動画の公開がインターネットで始まった。
県環境創造センターが1月にいわき市で開催した「ふくしまの高校生が伝えるナラティブ・プレゼンテーション」での発表をまとめた。震災と原発事故の発生からこれまでに経験したこと、学んだこと、悩んだことなどを、「自分だけが伝えられる物語」として自分の言葉で表現し、発信している。
同センターは「高校生が等身大の言葉で語る物語に、ぜひ耳を傾けてほしい」と呼び掛けている。
「ふくしまナラティブ・スコラ」の特設サイト(https://www.fukushima-kankyosozo.jp/fns2021/)か、動画投稿サイト「ユーチューブ」の県公式チャンネルで視聴できる。
◇ ◇
「ふくしまの高校生が伝えるナラティブ・プレゼンテーション」の模様は、26日午前10時25分から同10時55分まで福島テレビで放映される。