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長崎原爆と原子力災害の風化防ぐ「平和展」 福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館

2022.03.05 17:47
展示物について説明する小林副館長

 福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館で5日、「長崎原爆・平和展」が始まった。21日まで。

 長崎市の主催、伝承館の共催。原爆と原子力災害の風化を防止し、次世代への継承に対する思いの共有を目的に企画した。

 原爆により崩壊した病院や駅など、原爆が投下された直後の長崎市を写したパネルが並ぶ。被ばく者の証言映像を収録したDVDも放映されており、最終日は被ばく体験者の講話を予定している。

 このほか、震災発生時に長崎大が福島県に支援物資を提供した様子など、福島県と長崎県とのつながりを示す資料が展示されている。

 小林孝副館長は「震災から11年を迎えるに当たり、改めて原子力災害の恐ろしさを実感してもらう機会にしたい」と話している。

 時間は午前9時から午後5時まで。火曜日は休館。