東京電力福島第一原発事故で福島県会津若松市に避難した大熊町の女性らでつくるクマの縫いぐるみ「あいくー」の展示会は11日から27日まで、会津若松市のスペース・アルテマイスターで開かれる。
会津地方から古里まで続く空を思い、名付けた。町のマスコットキャラクター「おおちゃん・くうちゃん」をモデルに、伝統の会津木綿で縫い上げている。「負けない、自立する」の決意を込め、支えがなくとも2本の足で立つのが特徴だ。展示会では10年前の誕生初期から現在までの作品を一堂に展示する。
12日、20日、21日はあいくーを制作するワークショップを催す。各日とも午前10時半からで5人まで。参加費は3300円。予約が必要。
あいくーを制作している「會空」代表の庄子ヤウ子さんは「ぜひ訪れてほしい」と呼び掛けている。
入場無料。時間は午前10時から午後6時。火曜日は定休だが、22日は営業する。