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監督と声優が東京で舞台あいさつ 福島被災犬のアニメ映画「とんがり頭のごん太」

2022.06.05 21:10
舞台あいさつに臨む西沢監督(左)と石川さん=5日、東京都内

 アニメ映画「とんがり頭のごん太―2つの名前を生きた福島被災犬の物語」の西沢昭男監督と、主人公の動物保護ボランティアの声を担当した声優石川由依さんは5日、東京都の映画館ヒューマントラストシネマ渋谷で舞台あいさつに臨んだ。

 映画は福島県浪江町などを舞台に、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で離れ離れになった飼い主と犬の絆、動物保護ボランティアの無償の愛を描いている。西沢監督は「災害にどう備えるか考えなければならない」などと述べ、今作が備えの意識を高める契機になるよう願った。石川さんは母方の先祖が福島県で農業を営んでいたことを紹介し「震災を忘れないために見ていただきたい」などと語った。

 県内では9日まで、福島市のフォーラム福島で上映している。映画はワオ・コーポレーションの製作、福島民報社、光文社の協力。