福島県浪江町がJR浪江駅西側に整備している複合施設は18日、全面開所する。施設が立地するエリア一体の愛称を「ふれあいセンターなみえ」とし、介護関連や交流、屋内遊び場、屋外運動場の4施設を集約した。16日、内覧会が開かれた。
4施設の愛称は介護関連施設が「ふれあい福祉センター」、交流施設が「ふれあい交流センター」、ボルダリングや滑り台などがある屋内遊び場が「ふれあいげんきパーク」、屋外運動場が「ふれあいグラウンド」。町が公募して決めた。
開所当日は記念式典の後、正午ごろから午後4時まで記念イベントを催す。ふれあいげんきパークではスポーツクライミング日本代表らを講師に招いたボルダリング教室、はがきや筆ペンを使って「笑い文字」を描くワークショップなどを実施。ふれあい交流センターでは国連の持続可能な開発目標(SDGs)を学ぶカードゲームやペーパークラフトの体験企画などを行う。