東北地方の有名焼きそばを一堂に集めた「東北5大やきそばサミット」は17、18の両日、福島県浪江町役場駐車場で開かれている。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からのさらなる復興や地域発展につなげようと、町商工会青年部が12年ぶりに復活させた。初日から大勢の来場者が詰めかけ、地域の名物グルメに舌鼓を打った。
地元のなみえ焼そばのほか、青森県の黒石つゆやきそば、秋田県の男鹿(おが)しょっつる焼きそばと横手やきそば、宮城県の石巻焼きそばの「東北5大やきそば」が並んでいる。県内外の来場者が訪れ、ぞれぞれのブースに長蛇の列ができた。
大食い勝負も繰り広げられ、フードファイターのMAX鈴木さんが福島市出身のタレント・なすびさんらと対戦し、会場を盛り上げた。水素燃料電池車を活用した音楽コンサート「水素電源ライブ」も催され、地元出身のシンガー・ソングライター牛来美佳さんらが歌声を披露した。
最終日は午前10時から午後2時まで。入場無料。焼きそばは無くなり次第終了となる。水素電源ライブには午後0時30分から、沖縄県出身のバンド「かりゆし58」が出演する。