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「東日本大震災から12年 ともに笑顔に」 東京の城南信用金庫本店でパネル展

2023.03.09 10:21
被災地に思いを寄せるセレモニー出席者。後列左から2人目は川本理事長

 東京都品川区の城南信用金庫本店で開催中のパネル展「東日本大震災から12年 ともに笑顔に」のオープニングセレモニーは8日、同本店で催された。

 川本恭治理事長が「震災以降、東京から被災地の役に立てることはないかと活動を続けてきた。震災の記憶のない世代も増えている中で伝えていくのがわれわれの役目だ。さまざまな人をつなぎ、大変な状況を一緒に乗り越えたい」とあいさつした。

 福島民報社の芳見弘一社長は「復興の光と影が混在した状態の福島の今を伝える写真を展示させてもらった」と紹介した。東京新聞の菅沼堅吾代表(中日新聞社常務)は「被災地の復興が首都圏、日本全体の元気につながる」、岩手日報社の菅原智広取締役東京支社長は「12年がたとうとしているが、歯を食いしばって頑張っている」と述べた。セレモニーには城南信用金庫の顧客らが出席した。

 パネル展では福島民報社、岩手日報社、東京新聞の3社が被災地を追った報道写真など約50枚を展示している。同日は渡辺博道復興相、森沢恭子品川区長も視察に訪れた。