福島県須賀川市の夏祭り「きうり天王祭」の宵祭りは14日、中心市街地で4年ぶりに開催され、無病息災を祈る多くの人でにぎわった。
260年続くとされる伝統行事で、新型コロナウイルスの影響で中止が続いていた。江戸時代に疫病がはやった際、岩瀬神社に祭られている牛頭(ごず)天王にキュウリを供えたところ、流行が収まったという伝承が起源となっている。
市内南町に設けた御仮屋(おかりや)に2本のキュウリを納め、護符の代わりに渡されるキュウリ1本を持ち帰って食べると病気にならないとされる。市内の特産品のキュウリを手にした親子連れが長い列をつくった。
動画のURLはこちら https://youtu.be/sLfgzFj89wE