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福島県会津若松市長選告示まで1週間 現新4人が立候補表明

2023.07.15 22:00

 任期満了に伴う福島県会津若松市長選は23日の告示まで1週間となった。4選を目指す現職室井照平氏(67)=無所属=と市議の新人目黒章三郎氏(70)=無所属=、元県議の新人水野さち子氏(61)=無所属=、自営業の新人長谷沼邦彦氏(56)=無所属=が立候補を表明している。

 室井氏は市内全域に後援会組織を張り巡らせ、支持を広げている。3期の実績を強調し、人口減少対策や、県立会津総合病院跡地の利活用、JR会津若松駅前の整備事業に道筋を付けると訴えている。

 目黒氏はまちづくり団体などを足がかりに草の根的な運動で浸透を図っている。市議6期の経験を生かし専門学校の市街区誘致、世代間で使える屋内施設建設、多子世帯の給食費減免など掲げている。

 水野氏は県議時代や参院選で支援を受けた団体などに協力を呼びかけ、態勢づくりを進めている。観光振興を切り口とした経済の活性化や子育て世帯の負担軽減、医療福祉の充実などを強調している。

 長谷沼氏は減税や子どもの才能を伸ばす教育の推進などを主張している。

 自民党の会津若松、河東、北会津の各支部と公明党会津総支部、連合福島は室井氏を推薦した。立憲民主党会津若松支部、共産党会津地区委員会、国民民主党県連、社民党会津若松総支部は自主投票としている。

 市議選も同時に行われる。投票はいずれも30日午前7時から午後7時まで市内71カ所(湊町、大戸町、北会津町、真宮新町、河東町の各投票所は午後6時まで)で行われ、午後8時から鶴ケ城体育館で開票される。

 有権者数は6月1日現在、9万6706人(男4万5910人、女5万796人)。