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福島県の震災後の現状発信へ高校生が表現技術学ぶ ふくしまナラティブ・スコラが開講

2023.07.17 09:10
東日本大震災や原発事故を学ぶ生徒

 東日本大震災発生後の福島県内の現状を発信するため、高校生が発表や表現の技術を学ぶ「ふくしまナラティブ・スコラ2023」は16日、三春町の県環境創造センター交流棟(コミュタン福島)で開講した。

 「ナラティブ」は、聞き手に思いを伝える表現技術で特に一人一人が主体となって語る表現技法を表す。講座は4年目の取り組みで今年は県内の高校生18人が参加した。全11回のワークショップなどを通して、情報発信に必要な思考力や判断力、表現力を高める。

 プレゼンテーションクリエーターの前田鎌利さんが講師を務めている。来年2月3日に郡山市のけんしん郡山文化センターでプレゼンテーション大会を開き、成果を発表する予定。

 初回は前田さんによる講習のほか、コミュタン福島内を見学し、震災や東京電力第一原発事故、復興の現状などに理解を深めた。