東日本大震災の教訓を学ぶパネル展「3・11伝承ロード・写真で見る復興10年の歩み」は20日、福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館で始まった。30日まで。震災の記憶を後世に伝える写真や映像が並ぶ。
東北地方の震災伝承施設の連携を通し、地域の防災力向上につなげる活動をしている一般財団法人「3・11伝承ロード推進機構」(仙台市)が主催した。30枚のパネルを展示している。いわき市や相馬市など被災地の震災発生前と震災直後、発生10年後の姿を上空から撮影した写真がそろい、津波の被害状況や復興の現状が感じ取れる。復旧作業に当たった建設業界の活動を紹介する映像もある。
入場無料。時間は午前9時から午後5時(最終日は正午)まで。火曜休館。問い合わせは3・11伝承ロード推進機構へ。