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紙芝居で震災の記憶継承 福島県広野町の一家の生活描く 福島市で上演

2023.11.19 09:18
物語を披露する鈴木さん(前列中央)とカスカ・ダールの団員
スクリーンに投影された紙芝居

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の記憶継承に取り組んでいる福島市の団体「星降る古里ひろの」は18日、市内のアオウゼで、原発事故の避難生活を描いたスクリーン投影型の紙芝居を上演した。

 福島県広野町の一家を描いた物語。原発事故が起きる前に町で送った心豊かな生活、避難生活で直面した困難を描き、家族の大切さを伝えた。

 「星降る古里ひろの」は原発事故で広野町から福島市に避難した鈴木恵子さん(76)が代表を務めている。鈴木さんと市内の劇団カスカ・ダールの団員が投影される場面に合わせ、物語を読み上げた。市内で活動する音楽デュオ風信子(ヒヤシンス)が音楽を担当した。ふくしま市民活動フェスティバルの一環として上演した。