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福島県立大野病院の後継病院は2029年度開院目指す 県が基本構想を公表

2023.12.01 09:24

 東京電力福島第1原発事故の影響で休止している福島県立大野病院(大熊町)の後継病院について、県は30日、整備スケジュールなどを盛り込んだ基本構想を公表した。現在地で建て替え、早ければ2029(令和11)年度の開院を目指す。

 2024年度に現病院の解体を始め、2026年度に後継病院の整備に取りかかる。開院時期は2029年度以降を見込むが、県は整備工程を精査し、できる限り早期の開院を見据えている。

 基本構想によると、後継病院には双葉郡の8町村の医療機関にない人工透析(腎臓内科)や産婦人科などを含む全20科を設ける。開院時の入院病床数は100床前後とし、人口動向などを踏まえて段階的に250床前後まで増やす。