ロボットアニメの歴史を追う企画展「日本の巨大ロボットの群像―巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現―」は28日から、福島県のいわき市立美術館で開かれる。ガンダムやマクロス、鉄人28号など日本独自の進化を遂げたロボットアニメの変遷をたどる。27日、開幕を控え会場でパネルや造形物の展示作業が進められた。
同美術館、福島民報社、福島テレビの主催。全国7会場で行われる巡回展で、いわき会場が最後となる。東北地方では唯一の開催。
「機動戦士ガンダム」の主役機「RX―78―2」の実物大のプリントが床に施され、上に立ってスケールを体感できる。日本の巨大ロボットアニメの源流「鉄人28号」にスポットを当てたコーナーや、メカニックデザイナーの草分け・宮武一貴さんが手掛けた巨大壁画もある。
いわき会場独自の展示として、市内在住のコレクターが収集した「超時空要塞マクロス」のプラモデルパッケージを展示する。
会期は8月24日まで。観覧料は一般1200円、高校・大学生600円、小中学生400円。時間は午前9時30分から午後5時(金曜は同8時)まで。月曜休館(7月21日、8月11日除く)。