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福島県会津若松市の大規模風力発電所計画 40基の半数以下に縮小か 「自然状況など踏まえ」

2025.08.23 10:55

 風力発電事業会社コスモエコパワー(本社・東京都)は福島県会津若松市で計画している大規模風力発電所「会津若松ウインドファーム増設事業」について、設置数を当初の最大40基から半分以下に縮小する方向で検討している。22日、同社への取材で分かった。

 計画は市内東山町と湊町で検討されている。最大出力は12万9千キロワットを見込んでいた。風力発電機を半分以下にすることで、最大出力も縮小する見込み。同社は「自然や生活の環境影響調査の状況や現地の地形などを踏まえた」としている。

 市内の風力発電建設を巡っては、住民による「背炙山風力発電建設中止を求める会」が市に中止を要望する署名を提出するなどの動きがあった。