1917(大正6)年10月10日 磐越東線が全通
当時は「平郡鉄道」(平駅と郡山駅間)と称した。1914年に平郡西線として郡山-三春駅間が開業。1915年に三春-小野新町駅間が延伸開業した。平郡東線は1915年に平-小川郷駅間が開通。1917年10月10日に小川郷-小野新町駅間が開通し全線開通となった。このときに平郡東線を西線に編入、「磐越東線」と線名が改称された。
現在の路線距離は85.6㌔。駅数は16。福島県だけで完結する唯一のJR線路。
開通式、祝賀会などは盛大に催された。郡山駅では鉄道総裁代理をはじめ、福島県知事、茨城県知事、代議士など2000人が集った。花火も打ち上げられ、珍しい盆栽が駅中に陳列、紅白の染め抜き柱を立てて夜はイルミネーションを掲げたと書かれている。
11日には平駅でも祝賀会が開かれた。