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原発事故の記憶伝承 「きぼうのとり」読み聞かせ 福島県会津若松市の城北小

2021.12.02 09:30
「きぼうのとり」を読み聞かせる(右から)よしもとさんと江藤さん

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を後世に伝えるため福島民報社が企画制作した絵本「きぼうのとり」の読み聞かせは1日、福島県会津若松市の城北小で行われた。

 6年生約50人が参加した。絵本を手掛けた「みず文庫」の編集・ライターの江藤純さん、イラストレーター・コーディネーターのよしもとみかさんが絵本を朗読した。児童はきぼうのとりのポストカードに朗読を聞いて感じたことなどを書いた。沢田海大君(12)は「以前は東京に住んでいて震災のことをよく知らなかった。絵本で自然の怖さや美しさを知った」と話した。

 「きぼうのとりプロジェクト」は福島民報社、あさかホスピタル、ネッツトヨタ郡山などの賛同社による原発事故の記憶を伝承する取り組み。