2011(平成23)3月12日 東京電力福島第一原発で爆発
3月11日に起きた大地震と津波で、第一原発で稼働していたのは1号機から3号機。4号機から6号機は定期検査中だった。1号機から3号機は津波などによる影響で冷却装置が停止。核燃料が溶け落ちる「メルトダウン」が発生した。
1号機は注水がほぼゼロという状態が続き、核燃料が高温となり原子炉の水位が下がった。3月11日夜には核燃料がむき出しの状態になった。翌12日の午後3時36分、水素爆発が起き、原子炉建屋の最上階が吹き飛んだ。
14日には3号機が爆発、1~4号機からは大量の放射性物質が放出された。