福島県いわき市の閼伽井嶽薬師常福寺の火祭り「紫燈大護摩供」は7日、市内平赤井の同寺で行われた。護摩木などを燃やした灰の上をはだしで歩く「火渡り」を執り行い、参拝客が無病息災などを祈願した。
ほら貝や太鼓の音が鳴る中、護摩壇に火が付けられ、山伏が読経した。火の中に願いごとを記した護摩木が投じられた。
火が消えた後、灰を敷きならして火渡りが行われた。赤い札を持った参拝客が合掌しながら灰を踏みしめて歩き、無病息災や家内安全などを願った。サッカーJ2いわきFCのDF遠藤凌主将ら3選手も参加し、チームの躍進やけが人が出ないよう祈った。