国連の持続可能な開発目標(SDGs)をテーマにした福島民報社の出前講座は21日、福島県郡山市の報徳観光バス(佐藤慶直社長)の社員を対象に市労働福祉会館で開かれた。
県内でSDGsへの理解と行動を広げる「ふくしまSDGsプロジェクト」の一環として企画した。福島民報社地域づくり局の渡部育夫地域交流部長が社員約20人に対し、災害、人口減少などの課題に挑む県内外の活動を新聞記事で説明。「震災・原発事故を経験した福島でSDGs達成に取り組む意義は大きい」と伝えた。
報徳観光バスは、ふくしまSDGsプロジェクトを推進するパートナー企業で、SDGsの活動に力を入れている。出前講座に続き、今後は学校や団体と連携して新たな地域貢献に取り組む計画を確認した。