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【学校でSDGs】白河実高(福島県白河市)生徒533人 助け合いの輪広げる

2025.07.01 14:20
ブックカフェで提供するコーヒーをいれる生徒

 SDGsを踏まえた学科間連携による課題解決学習を教育方針に掲げている。JRC委員会を中心に自発的な活動を繰り広げている。

 放課後に年2回、学校内の図書室で「ワールドブックカフェ」を催している。災害被災地や貧困国の支援が目的で取り組んでいる。ルワンダ産のコーヒーや紅茶などを取り寄せ、生徒や教職員に振る舞っている。地元企業が製造した菓子を販売し、収益金を寄付している。

 校内で販売しているパンが売れ残りそうな場合、JRC委員会は生徒会や購買委員会と連携し、校内放送を流して購入を呼びかけている。生徒や教職員が一丸となりフードロス削減に取り組んでいる。

 JRC委員長の北郷匠さん(3年)は「助け合いの輪を広げ、地域や世界のためになる活動を推進する」と話している。