生活部の6人が昨年度から、栄養バランスやマナーを中心とした食育活動に取り組んでいる。幼い頃から虫歯がある子どもが一定数いることから、今年度は歯や歯磨きの大切さをテーマにしている。
喜多方市のアイデミきたかたでは8日、遊びながら口の中を丈夫にするイベントを企画した。ストローで息を吸ったり吐いたりし、射的や魚に見立てた紙を釣るゲームを行った。今後は市内の喜多方第1こども園で紙芝居やフェルトを使った劇を通じ、園児に歯の大切さを伝える。31日に催す喜多方高文化祭では、保健委員会と共同で歯に関するクイズを出題する。磨き残しを確認できるブースを設ける。
部長の田中優奈(ゆうな)さん(2年)は「生涯を通じて自分の歯で生活ができるよう、歯磨きの重要性やケアの仕方を知ってほしい」と話している。