JA全農福島は4日、福島県郡山市の農産物直売所「愛情館」で食品ロス削減の取り組みを始めた。NTTドコモの「ecobuy(エコバイ)」サービスを東北で初めて導入。夕方に野菜や果物を買うと買い物の時に現金と同様に利用できるポイントがもらえる仕組みだ。
エコバイサービスはスマートフォンアプリを使って利用する。午後4時以降、売り場に並んでいる野菜や果物を買い、レシートをアプリで撮影すると、一商品につき二ポイントもらえる。たまったポイントは「dポイント」や「Tポイント」などに変換できる。
愛情館では、売れ残った青果物は廃棄され、食品ロスが生まれていた。生産者が丹精込めて作った野菜や果物を無駄にしないよう今回のサービス導入を決めた。
5日まで愛情館で説明会を開いている。NTTドコモの担当者がアプリの使い方やサービス内容を紹介する。問い合わせは愛情館へ。