しらかわ里山ネット(穂積栄治会長)の「親子で学ぶSDGs」は29日、福島県白河市表郷の「遊々の森 天狗(てんぐ)山」で開かれ、持続可能な開発目標(SDGs)とともに森林保護の大切さを学んだ。
市内の親子合わせて約20人が参加した。2班に分かれ、それぞれ木工クラフトと木につるしたロープを登るツリークライミングに取り組んだ。
木工クラフトでは、矢祭町の片野恵仁さんからこつを教わりながら、輪切りの木の枝などを組み合わせたストラップを作った。ツリークライミングでは、ツリークライミングジャパン認定クラブの「どんぐりの芽」(久保優司代表)のメンバーから指導を受け、コナラの木につるされた高さ15メートルのロープを登った。
福島民報社の担当者が「SDGsで森を元気にしよう」と題して講話。SDGsの意義や地球温暖化防止、森林の役割などを説明し「地域の人々の力で里山を守り育てよう」と呼びかけた。
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